GPT-6 AstraをCodexで設定するには?Cursor・Cline・DSHの対応も確認
GPT-6 Astra向けのCodex config.toml設定を紹介。Responses API、キーとモデルIDの組み合わせ、Cursor・Cline・DSHの対応確認、model_not_foundやツール実行エラーの切り分けを解説します。
GPT-6 AstraをCodexで使うには、接続先・モデルID・Responses APIの設定をそろえます。 Cursorでは、まず利用中のバージョンとアカウントが対応する接続方法を確認してください。モデル名を追加してテキストが返っても、ファイル操作やツール実行まで動くとは限りません。
2026年9月18日更新。以下は公式資料に基づく設定例と確認手順です。今回の更新では、Astraへの有料API呼び出しやOfox経由のエージェント全体の動作テストは行っていません。
最初に接続方法を選ぶ
| 接続方法 | 確認するもの |
|---|---|
| ChatGPTアカウントでCodexにログイン | 利用アカウント、選択できるモデル、プランの上限 |
| OpenAI API | OpenAIのキー、https://api.openai.com/v1、gpt-6-astra |
| Ofox API | Ofoxのキー、https://api.ofox.run/v1、openai/gpt-6-astra |
別のプロバイダのキーとURLを組み合わせないでください。以下の例は Ofox APIの設定で、ChatGPTの契約を接続する手順ではありません。Ofoxの公開モデル一覧には openai/gpt-6-astra が掲載されていますが、掲載だけで個々のキーのアクセス権やクライアントの全機能が確認できるわけではありません。
Codex CLIのconfig.tomlを設定する
codex --versionでバージョンを確認し、古い場合はCLIを更新します。デスクトップアプリは別に更新してください。- ユーザー用のプロファイル
~/.codex/astra.config.tomlを作り、次の内容を保存します。既存ファイルがある場合はバックアップしてから必要な項目を変更し、同じテーブルを重複して追加しないでください。CODEX_HOMEを変更している場合は、そのconfig.tomlと同じ場所にastra.config.tomlを置きます。 - Codexを起動するプロセスに環境変数
OFOX_API_KEYを渡します。キーそのものはTOMLやリポジトリに保存しません。
model = "openai/gpt-6-astra"
model_provider = "ofox"
model_reasoning_effort = "high"
[model_providers.ofox]
name = "Ofox"
base_url = "https://api.ofox.run/v1"
env_key = "OFOX_API_KEY"
wire_api = "responses"
Codexの設定リファレンスでは、wire_api は responses のみ対応しています。古い例の wire_api = "chat" は置き換えてください。env_key に書くのはキーの値ではなく、環境変数の名前です。この例の astra.config.toml は、基本の config.toml に重ねて読み込むユーザー用ファイルです。先頭3行はトップレベルの設定なので、テーブルの見出しより後ろへ移さないでください。
プロファイルを指定して起動します。
codex --profile astra
まず、検証用のプロジェクトで小さなファイルを1つ読み取るだけのタスクを依頼します。回答だけでなく、ツール実行とその結果を受け取った後の処理まで終わるか確認してください。その後、既存のテストで確認できる小さな編集に進みます。これは読者の環境で行う確認手順であり、本記事で動作確認済みという意味ではありません。
プロファイルが見つからない場合は、名前と設定ファイルの場所を確認します。詳しくは公式のプロファイル設定を参照してください。例の high は試すための初期値で、すべての作業に最適という結論ではありません。
CursorでGPT-6 Astraを使えるか確認する
Cursor自身が提供するモデルと、自分のAPIキーを使う方法を分けて確認します。CursorのAPIキー資料は、OpenAIの持ち込みキーについて非推論の通常チャットモデルを対象としています。任意のBase URLでAstraを動かせるという裏付けにはなりません。
- Settings → Modelsとモデル選択欄を開き、自分のバージョンとアカウントでAstraが選べるか確認します。
- Cursorの対応する接続方法で使える場合は、その方法のアクセス権と課金設定に従います。
- 自分のキーを使う場合は、対象プロバイダと利用モードが現在の資料で対応しているか確認します。モデル名を追加できたことだけでは判断しません。
- チャット、エージェントのツール実行、必要なエディタ機能を別々に確認します。チャットの成功はTabやエージェント全体の動作を保証しません。
Astraの対応経路を確認できない場合は、動いているモデルを残すか、必要なプロトコルを明示的にサポートするクライアントを使います。一般的な接続項目はCursor・Clineの設定ガイドで確認できますが、Astraの対応条件は別途確認が必要です。
Clineは接続項目とツール対応を分けて確認
Clineの公式資料には、OpenAI CompatibleのBase URL、API Key、Model IDが説明されています。Ofoxの場合は https://api.ofox.run/v1、Ofoxのキー、openai/gpt-6-astra が対応する値です。
OpenAIはAstraのツール呼び出しにResponses APIを必要としています。Chat Completionsでテキストが返るだけでは、エージェントに必要な条件を満たしたとは言えません。使っているClineの接続方法がResponsesとツール結果を受け取った後の継続処理に対応するか確認してください。未確認の機能フラグを有効にして対応扱いにするのは避けます。基本設定はCursor・Clineの接続ガイドにまとめています。
DeepSeek HarnessでResponsesの接続先を定義する
DSHのプロバイダ資料に基づく $DSH_HOME/settings.yaml の設定例です。
llm-pi-ai:
providers:
ofox:
apiKeyEnv: OFOX_API_KEY
api: openai-responses
baseURL: https://api.ofox.run/v1
models:
- id: openai/gpt-6-astra
apiKeyEnv は環境変数を参照します。models はその接続先のモデル一覧を置き換えるため、ほかにも選びたいモデルがあれば含めてください。利用バージョンの手順に従って設定を再読み込みし、接続先とモデルを選んでツール処理を確認します。DSHに openai-responses の定義があることは、すべてのゲートウェイでの動作保証ではありません。詳細はDSHの設定ガイドを参照してください。
Astraが動かないときの切り分け
| 症状 | 最初に確認すること |
|---|---|
| TOMLの読み込みエラー、プロファイルがない | ユーザー設定の場所、名前、テーブルの重複、構文 |
| 401・認証エラー | プロバイダとURL、起動プロセスへのキーの受け渡し |
model_not_found | 正確なモデルID、接続先、アカウントの権限。文字列の誤りだけとは限らない |
| reasoningのパラメータエラー | 現在のモデル資料の対応値。古い none 設定を流用しない |
| テキストは返るがツール処理が終わらない | Responses対応、ツールの履歴、ストリーミングの完了 |
DSHのローカル UNKNOWN_MODEL | 選んだ接続先にモデルを宣言しているか |
APIエラーはAstraのエラー対処ガイドで詳しく扱っています。クライアントのバージョン、プロファイル、発生時刻、エラー文を残し、ログを共有する前にキーや非公開ファイルの内容を除いてください。
費用は選んだプロバイダの現在の料金と実際の使用量で確認します。以前の価格表やベンチマークから、自分の作業の料金は断定できません。既定モデルを切り替える前に、同じ小さなタスクで結果、再試行、所要時間、使用量を比べ、元のプロファイルへ戻せる状態を保ちます。
よくある質問
- Codex CLIでAstraを設定するには?
- ユーザー設定にOfoxのプロバイダとastraプロファイルを追加し、wire_apiをresponsesにします。OFOX_API_KEYを環境変数で渡し、codex --profile astraで起動してツール処理まで確認します。
- CursorにAstraの名前を追加すれば使える?
- それだけでは判断できません。自分のバージョンとアカウントで対応する接続方法を確認してください。チャットの成功もエージェントの全機能を保証しません。
- model_not_foundが出る原因は?
- モデルID、接続先、アカウントのアクセス権を確認します。必ずしもモデル名の誤りではないため、実際にリクエストを送ったクライアントと接続先から調べます。
- 有料APIで動作確認済みの設定?
- いいえ。今回の更新は公式資料と公開メタデータの確認に基づきます。実際のアクセス権、ツール実行、ストリーミングは利用環境で確認が必要です。


